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あらすじっ!

『走るしかないのさ、俺らは』

『走ることでしか自分の意義を見出せない男たちがいた・・・』

と運動場で語る男がひとり。

「紅一点を忘れるなーっ!」

いつも忘れがちになる彼女。

『ご愁傷様』

それは誰に向けられた言葉だろう。






じょしょうっ!


僕は、飛べるだろうか。
この空に抱かれながら、
天上の楽園まで、
羽ばたく事ができるのだろうか。
蝋で固めた翼は落ち、
偽装した両腕では羽ばたけずにいる。
宙を舞う瞬間の恐怖心に勝てるものが、
この世にあるのだろうか?

だから、僕は逝く。




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